カリキュラム案
- ヒューマンエラーはこうして起こる
人は「認知の倹約家」とも呼ばれるように、認知(知覚や記憶、行動 判断)に「手を抜く」性質を自然に備えています。そのために、いくら注 意をしたとしても、ヒューマンエラーは必然的に起こります。その実例を、 「注意の錯覚」や「錯視」の実験課題を使って体験します。 - ヒューマンエラーの分類と対策を知る
エラーが人の心理に内包されているとしても、それが災害や事故被害に つながらないようにすることはできます。多様なヒューマンエラーを、そのメ カニズムから「アクションスリップ」や「ミステイク」などに分類し、「フール・プ ルーフ」や「フェイル・セーフ」などの具体的で実施可能な対処方針につ いて考えます。 - 日常のリスクに対処する
労働災害の問題だけでなく、日頃の生活の中での失敗や事故を回避 して、快適な日常を確保するための心の科学をわかりやすく解説しま す。