金融庁の「金融審議会/市場ワーキング・グループ報告書」(2019年6月3日)発表後の政治家の発言で、老後のお金や年金制度についての関心が高まっています。
今回の騒動で感じるのは、おそらく多くの人は実際に発表された金融庁の報告書を読んでいないのではないかということです。報告書の内容は、今までも言われてきたことであり、とくに目新しいことは何もありません。したがって、いたずらに報道に惑わされるのではなく、それがいったいどういうものなのかを正しく理解することが必要です。最近は人生100年時代と言われ、定年後の長い時間を漫然と過ごすことはできません。
本講座は、老後の生活費を考えるうえで大きなウエイトを占める公的年金の制度概要及び動向、および定年対策として何を準備すべきかについて、年金のプロフェッショナルが分かりやすく解説します。
「定年を楽園にする仕事とお金の話」の著者でもある講師は、信託銀 行に勤務しているときに社会保険労務士の資格を取得し、銀行員時 代からライフプランセミナーの講師をしている経験豊富なベテランです。
セミナーは単なる講義式でなく参加型で、ご依頼主様から好評です。
- 退職金と企業年金の関係
(1)退職年金と企業年金の関係
(2)企業年金制度について
- 公的年金制度の概要
(1)年金制度の特徴
(2)公的年金の種類と給付
(3)ねんきん定期便の見方
(4)公的年金の繰上げと繰下げ
(5)公的年金等控除と退職所得控除
- 年金制度の動向
(1)今後の年金制度の動向
- 個人が取り組むべきこと
(1)現役と退職後の生活資金源
(2)リタイアメントプランの考え方
(3)60歳以降公的年金加入、7つのメリット