日々、蓄積する職場でのストレス。その原因の一つが「人間関係」です。そして、人間関係の悩みの大半は、コミュニケーションの悪さに起因します。コミュニケーションが成立するために必要なスキルは、「話し手が自分の要求(思い)を的確に発信するスキル」と「聴き手が相手の要求を正確に受信するスキル」です。
誰もが、理解され、認められ、必要とされたいという心理的な欲求を持っています(慈愛願望欲求)。しかし、働く人々の多くは、余裕がなく他人の話をなかなか聴くことが出来ません。
傾聴とは、相手の話や思いに耳と目と心を傾けて、相手の身になって共感的に聴くことです。人はこころから聴いてもらい、受け止めてもらえた時に、心が安らぎ、癒され、混乱した思いや考えも整理できます。
当講座では、支援者として、話し手(同僚、部下、後輩、お子さん)からの訴えに傾聴を伴った対応をすることで、話し手を理解し、異変に気づき、更には、話し手自身による問題解決や心の充足に繋げることを目的としています。
- 実践的なリスニング研修であり、すぐスキルを活用できる
- 話し手の心の癒しができ、をメンタルヘルス対策につながる
- 良好な人間関係・信頼関係を築くことが出来る
- 筑波大学大学院の宗像恒次教授が開発した対人関係スキル(SAT理論)をベースにしている
- 話を聴く態度(効果的沈黙ゲーム/ペアワーク)
- 心理テストによる自己理解と結果分析(個人ワーク)
①情緒支援ネットワーク尺度 ②自己抑制行動特性尺度
- 心の病の要因と労働組合に求められる活動
- 情緒支援ネットワークとは
①「聴く」と「聞く」の違い ②気持ちを聴くということ
- 共感的なリスニングのこつ
①話を聴く基本態度 ②相手の気持ちを聴きだす質問法 ③効果的繰り返し
※4のワークで時間調整