うつ病をはじめとするメンタルヘルスへの取り組みは、いまや職場にとって欠かせないものとなっています。心身の健康を保ち、働きがいのある職場をつくっていくためには、一人ひとりのストレスマネジメントと同時に、職場の仲間のちょっとした変化や不調のサインに気づき、ケアをしていくことが必要です。しかし、実際には「不調に気づいても、なんて声をかければ良いかわからない」「相談にのって解決してあげられなかったら逆に悪化してしまうのでは・・・」など、不安の声も多く聞かれます。本セミナーでは、抑うつのサインやプロセスを理解し、職場の仲間の不調のサインを見逃さずに声かけをするポイントを学びます。抑うつがたまっているかな?普段とちょっと違うな?そう感じたときに、適切な声かけをし、支援しあえる職場をつくりましょう。(本セミナーはリスニングスキルを習得するためのセミナーではありません)
ポイント
- メンタル不調のサインや、それに気づいたときの職場での声かけのポイントを学びます
- 日々の職場でのメンタルヘルス対策に取り入れやすい内容です
- リスニングスキルをじっくり学ぶ時間がない場合や大人数での受講にもおすすめの内容です
カリキュラム案
- 企業内のコミュニケーションの現状を知る
(1)心理チェックと結果分析
(2)情緒的支援ネットワークの必要性 - 声かけのサインを知る
(1)自分で気づく不調のサイン
(2)周囲が気づく不調のサイン - 本人をみることの重要性と聴き方のポイント
(1)抑うつが強い人との接し方(一般マニュアル)
(2)抑うつ化のプロセスとマニュアル対応の問題点
(3)気持ちのコミュニケーション
(4)リスニング(共感)とは?
※2時間以内のセミナーの場合、リスニングは定義・ポイントの解説となり、ワークは入りません。
リスニングスキルのワークをご希望の場合は2時間以上が必要となります。